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民宿おもろと与那国ホンダの所感
このキーワードの検索が多いのでコメントを。
まず本を買いましょう。季刊で沖縄離島情報という本が限られた書店で売られております。Internetで情報が手に入っても、現地で見れるとは限りません。特に船、飛行機のダイヤを把握するのは大切です。amazonでも買えるので迷わず最新版を買っておきましょう。宿、交通機関の選択肢もぐっと増えることでしょう。
おもろのいい所
立地:何といっても与那国ホンダの隣りにあるので繁忙期でなければ天気を見てバイクや車を借りるかを決めれるのが最大のメリットだと感じました。あの島は足がないと規模的にちょっと辛いし、自転車だと短い時間で回るのは無理でしょう。歩いてナンタ浜や馬に乗りに行けますし、商店が近くにあるのはここではおーきなメリットです。
食事:泊まった人達は結構いいと言っていたが私は食べてません。飲食店、スナックには事欠きません。
悪い所
私が行く前に盗難がたまに起こるとどこかで読んだのですが、おもろは4畳ほどの部屋を貸してくれるのですが鍵は言わないと借りれませんでした。あと、民宿の人たちが住む母屋から離れていて、かつ民宿の方が町道に接しているので危険といえば危険でしょう。危険だと思うなら鍵をかければいいだけだし、どんな高いホテルだって部屋の中の盗難は責任持てないといっているんだから、このレベルであーだこーだ言ってもしょうがないんでは?って気がしますが。私は味があって好きでした。
与那国ホンダ
データだけ列挙。祖納地区にあり、原付、またはその上(100CC?)車も借りれます。繁忙期でなければ余裕と思う。借りた原付は写真に写ってますがかなり新しいものでした。
Dr.コトー診療所ロケセット
空港の真反対の比川浜にあります。有限会社 入船エンタープライズさんのweb pageからつたって見れるこちらに詳細な場所が書いてあります。
9/27 (土)
ANAのマイレージ消化ツアー初日。当初は石垣に直接いく予定だったが、名古屋-石垣線は競争率が高いようでチケットが取れず断念。そこで、名古屋-那覇に乗り朝一の便で那覇へ。
真栄田岬に前々から行きたかったのでレンタカーを借りて行く。格安のサンキューレンタカーで借りたのだが、車は安いんでそこそこの軽で我慢できるのだが保険がちょっと。
他社同様1500円/日の保険に入るのだが、車対車のSASにしか入ってないって言うのはどうよ?何もなければいいけど、当て逃げとかされたら目も当てられんぞ。今回はしょうがなく借りたが次回からは考えよう。
真栄田岬はここにあるんだが、こういうHPもあるとおり、シュノーケル又はダイビングで有名なスポット。
さて、車で着いて駐車場を見ると、なぜかそこは赤坂六本木以上の租界(藁)金を使わず上手く遊ぶアメリカ(軍)人の格好の遊び場らしい。で、海を見ると....死にそうなほど波が立ってる。階段で下に下りて海に入るといいように翻弄されまくり死にそう。
海は波が立っているのでにごってはいるが、それでもきれいで水深がいきなり深くなるので魚もいっぱい。そこそこシュノーケルができる人にはお勧めだろう。
で、陸に上がろうとしたとき、折からの波に翻弄されまくり片足のフィンを外したところでバランスを崩し、フィンを手放してしまい、結局見失ってしまった。明日から与那国に行くので本島で調達できなければ現地で買えると思えんor高そうなので帰りにフィンを物色しながらホテルに帰った。3980円ははっきり言って痛い出費だった。
帰って那覇ジャスコに行ってフードコートでステーキ(450g,1000円で定食風。恐ろしくリーズナブル。値段の割に美味い)を食べてホテルに戻り、モノレールに乗って牧志に行って国際通りを県庁に向けて歩く。
これといって買うものも無く、ホテルに帰り就寝。
9/28 (日)
朝起きて空港に。JTAで石垣経由で与那国に。民宿おもろさんにpickupしてもらって宿へ。足を確保する為に隣りにある、与那国ホンダに行き原チャリを2日借りる。足ができればこっちのもの。まず
ダンヌ浜にシュノーケルをしに行ってみる。
50mほど先で波が立っていてどう見てもやばそう。リーフの中でシュノーケルをしていると普通のリーフで見ないような魚が結構来ている。多分いきなり外洋だからなのかと推測。
こういう所は砂が舞っちゃって水が澄まないので、岸で写真を撮ってみた。このハゼみたいな魚。島のいたるところで見ました。
今日のビックイベントは与那国島の海底遺跡見学でもすらのたまごさんの遺跡シュノーケルツアー。このツアーせめてHPに時間を書いてくれと思うので補足しておくと、シュノーケルが14:00からの2時間。海底遺跡遊覧は午前中の1時間30分が基本らしい。最低二人からの開催。
船に乗って新川鼻に。すでに遺跡は波打ち際から始まってます。遺跡は大きいので潮の流れに乗って遺跡の上をシュノーケルで泳ぎます。遺跡はすごく深いところにもあり、足なんて当然着かないところか10m超ありそう。結構泳がされるので泳げない人はあんま勧めれませんねー
噂どおりなかなか想像をかきたてられる面白い物でした。
私は船に弱いのでこの時点で三半規管が不調だったので、このあとは船でマグロになってました。遺跡のあとにシュノーケルに連れて行ってもらえますが、昨日は違う人が2人海がめを見れたそうなので、がんばって挑戦してみてください。
終了後、日本最西端の西崎に行ってGSMで接続実験。終了後比川浜を見て、船で教えてもらった「Dr.コト−診療所」のオープンセットを見に行く(ドラマ見たことないんだが(藁。
途中、テキサスゲート(馬、牛が逃げれないように深い溝が彫ってある、あんなんで逃げれないのだろうか?)を始めて見る。原チャリ初心者にアドバイス。20kmぐらいで超えるといいっぽいです。
ここから南牧場線を走って行ったが、ここ名前の通り牧場の中を走るのだが、哀愁漂いまくった牛とかいて面白い。スピードは出さないように。牛にぶつかって死にたくないですよね?
いいかげん疲れ果ておもろに帰る。今回は食事を全く付けなかったので、祖納に戻ってガイドなどを読んだがどうもぱっとせず、走って探した所、女酋長という綺麗な店が見つかったので入ってみた。基本は居酒屋で1,2皿メインディシュを取ってご飯を取れば定食に出来ます。帰り際聞いたらサーモンとなんだったか以外の4種類ほどの刺身はすべて地の物だと言っていたのでチャレンジしてみたかった。
宿に帰って泊まっている人と話もせずに就寝。
9/29 (月)
朝から
東崎展望台に行く。ここはいかにも
与那国ってイメージの場所だ。
んが、展望台に上ろうとしたら、このざま。彼らも熱いのはだめで日陰に入りたいらしい。これを掻き分けて登る気には到底なれず、あきらめて下の東崎灯台(アリシ)に行って、写真で見える浜の方に行ってみる。本当は西の方のウブドゥマイ浜やツア浜に行きたかったのだが降りるための道がどうしても分らなかった。
で、ここも波がすごくってシュノーヶリングはむりぽ。適当にくつろいでからガイドブックに必ず載っている「カレー屋ユキさんち」に行く為に久部良に行く...が、定休日なのを忘れていた。結局行かずじまいになってしまった。
有名な久部良バリを見て、GSM携帯を使いに再度西崎に行くがこの日はぜんぜんだめで、その後、久部良岳まで登ったがぜんぜんだめだった。
ふてて再度久部良に降りてきて、ナーマ浜でシュノーケルをするが、ここは浅すぎてだめ。仕方ないので近くの商店でパンとお茶を買って来てくつろぐ。
学校が終ったのか中学生らしき子達が4人泳ぎ始めた。1人がずっとTシャツを着っぱなしだったので、見てたら実は女の子で、ツインテールの美少女が白のビキニのトップ(なぜか下はちがうんだが(藁)で泳ぎ始めるのをみて「与那国いいわあー」と思った次第。
この後また学校帰りの中学生が来たらもぞもぞしていて、しばらく見ていなかったら黒ビキニ(これまた下はビキニじゃない。学校で決まりでもあるのか?)になっていた。
やっぱいいわー与那国(こればっか)
学校帰りにビーチいって泳いで焼いて帰るのは、沖縄本島でもそうそうないだろうよ。すごいわ与那国。
ちょっと感動しつつ、前述のミッションをこなしつつ祖納に戻る。ティンダハナダを見て、明日乗馬をやりたいので下見をしによなぐにゆうゆう広場に。お兄ちゃんがいて、どういうメニューで何ができるかを打ち合わせ。
与那国ふれあい広場だと海で乗馬をするメニューがあってこれをやってみたいなーと思っていたので、こういうのがしたいと聞くと、「2時間ほどがんばればできる」との答え。が明日は定休日なのでとのことで、「あちゃー」と思っていたら「餌やりがあるので、時間さえ決めてくれればやりますよ」とのお答え。与那国に来て馬乗らずに帰っちゃいかんでしょ?と勝手に目標を決め、やる事で打ち合わせ。明日帰るので11時までに終るように9時からと決める。
助かった。ふれあい広場は月曜休みなので明日はやっているのだが、場所が悪いのでスケジュール的にタイトなので諦めていたのだ。ゆうゆう広場は祖納だから原チャリでおもろから5分かからない。ラッキーだった。
約束をしたあと、ご飯を食べるところを聞いてみる。
「この辺の人はどんなところで食事するんですか?」
この答えはすごく役に立った。彼が推薦したのは昨日行った女酋長、どんぐりとやまねこ、あとナンタ浜から見える木造のオープンな作りのお店(としておく)の3つだった。
「内地風のお店ばっかで与那国っぽい店はあんま行かないんですよね。」
との事。量でなく質なら最後の店との事だったので。最後の店に行く。
教えてもらったとおりナンタ浜沿いの道を原チャリで走ると港の入り口近くにそれっぽい店をハケーン。表には小さいが黒板があり、2階に行くようにスリッパが置いてある。女の人が出てきたので「食事できますか?」と聞くとOKとの事。あんま男一人で入る雰囲気じゃない綺麗な店に入る。
もう忘れてしまったが4つの料理が黒板に書いてある。最初それをチョイスするのかと思ったら1つのプレートにすべて載って1000円だという。おい?ホントか?安すぎる。おまけにカウンターから作るのを見ていると恐ろしく手が凝っている。で、いろいろ話をしたのだが、このお店(建物自体)手づくりで1年3ヶ月かけてマスターと嫁さんで作ったそうだ。だから、1階は材料や大工道具が置いてあったのだ。出してくれる料理もシイラなどほとんど地の物を使っているそうだ。マスター曰く「趣味」だそうで、時間がないと楽しめないのでガイドブック参考にすぐ来て帰る店じゃないし人をさばけないので、取材を受けないようにしていると言われて納得。道理でガイドブックに載ってない訳だ。
コーヒーが自信があるそうで、料理が安すぎる上、私は酒を飲まない(原チャリ乗ってたし)ので悪いのでアイスコーヒーを頼んだのだが、頼んだらフライパンで豆を煎り始めた。離島に行くといつもちゃんとしたコーヒーが飲めないのが寂しいのだが、今回は下手な店で出されるコーヒーのはるか上を行くコーヒーが出て痛く感動。
ここ朝食やランチボックス(ごみを出さないようにお茶はポットに冷たいのを入れて渡してくれる)まであり良心的なお店で本当によかった。少人数のグループ&時間がある人には激しくお勧めしたい。
食事をして気分が良くなった&昼の動きすぎで体が辛い上に明日は乗馬なので、この日も恐ろしく早く就寝。免罪符のように暇だったらCCNPの教本を読む予定だったが結局行きと帰り以外見ることはなかった。
9/30 (火)
昨日食事の時に教えてもらった人面岩を見に7時に起きて原チャリで出撃。立神岩展望台から西に走ると左手に遊歩道があり(かなり走るけど)そこに入ってから常に右手に進んで歩いて15分ぐらいという
かなりおおざっぱな説明にしたがって歩く。
それでもちゃんと着いたのが不思議で標識が道に出ているので中に入るとこんな石が。よく分からん。どのアングルから撮れば人面なのか私には分からなかったのでてきとーに撮って見る。
と思ったらちょうど電池が切れてデジカメが動かない!人面石の祟りだ!でも替えの電池を持ってきているので意地で撮影。また山を戻ると途中、サンダル履きで木の枝を引っ掛けて怪我。その後、与那国馬ゆうゆう広場で足をハードヒットしてちょっと痛い目に会いました。帰ってから何も無いので、どうも呪いの効果は与那国町限定らしい(爆
9:00から与那国馬ゆうゆう広場で乗馬の講習を受ける。火曜日は本来休場なのだが、餌やりがある&海に行って乗馬したいという希望をかなえてくれる為(営業日だとお客さんが来る可能性があったので不可だった)に無理に出てもらった。
鞍を馬に付けてもらっていざ乗馬。与那国馬は小さいのと私の身長があるのが幸いして乗るところでは問題なし。基本動作を教えてもらって先生に手綱の先を持ってもらって一緒にコースをぐるぐる回ります。
慣れてくると1人でぐるぐる回るように言われましたが、ここでアクシデント発生!馬に進路を上手く指示できず柵に足をハードヒットして軽く怪我。
先生に手綱の持ち方の悪い所を指摘され再チャレンジ。だんだん慣れてきて馬が思った方向に行ってくれるとなかなか楽しくなってきます。
しばらくすると隣りのコースも走らしてもらって、そのコース取りがちゃんとできるようになると早足の練習をします。
これが辛い!歩いている時と同じように座っていると衝撃で吹っ飛ばされそうになります。それを内股の筋肉で鞍をはさみ、馬の振動を膝で吸収するように言われるのですが.....上手くできません。先生がいうには必要な時だけ力を入れて、他は抜くと言うんですが、まあいきなり出来れば先生いらない訳で先生の様には上手く行きません。
一応怪しいながらもそれなりにできるようになり、辛くなってきてサボりぎみの馬のいう事を聞かせたりしていると、ついに裏手にあるロングコースに連れて行ってもらいます。ここはもう一頭の馬に乗った先生に追走します。
先生が早足をすると、かなり舞い気味な私(先生は余裕なので後ろを見ながら、スピードをコントロールして走ってくれます)とりあえずなんとか付いて行き、2週して限定解除!ここまで1時間30分ほど。
「じゃナンタ浜行ってみましょうか?」
「やたー」
ここで馬をチェンジ。先生が乗っていたオスの馬を浜に連れて行くことになり、僕の乗っていた馬の鞍を外します。うわ、すごい汗。「馬も汗かくんですよ」と言われる。当たり前だが見たことなかった。
鞍を外して毛並みを整えてやる。汗を落とす道具を使って汗を飛ばしてやり、その後、目の粗い鉄のブラシをかけて、デッキブラシの先の様なブラシをかけて終了。ブラッシングはすごい気持ちいいらしく、尻尾をフリフリして歓喜の舞を見せます。よほど嬉しかったのか顔舐められた(私は嬉しくなかったが)
さて、終ってナンタに向かう。これはメニューにはありません。与那国島には与那国馬の体験乗馬が出来るところが2箇所あります。ここ(町営)と与那国馬ふれあい広場です。で、後者は海に馬と入るのを売りにしていて、あれと同じ事ができますか?と前日に聞いたら「やりましょう!」と言ってくれたのでおまけでやってもらいました。
という訳で先生の華麗なる姿を。私もちょっと乗りましたけど、馬の背中が海水で濡れると落馬しやすくって(しても海だからいいけど)1度見事に頭からバク転かましました。
これで終了。めちゃめちゃ面白かったです。与那国馬ゆうゆう広場は料金設定が600円/15分と家族ずれで馬の世話をちょっとするも良し、一緒に歩くも良し、早足までの教習を受けるもよしと選択の幅が与那国馬ふれあい広場より広いところがお勧めです。
とにかくどちらでもいいので与那国に行ったら海底遺跡やダイビングだけでなく、乗馬訓練をして与那国馬と一緒に海に入ってみてはどうでしょうか?なかなか出来ない体験ですよ。
別れの時間は早い。1205発のJTAに乗るために先生と馬とお別れ。おもろに帰り、超スピードで風呂&着替え&梱包&レンタバイク給油&返却をして空港へ。
空港で紙の搭乗券をもらう。数少ない封筒で応募しないとマイルが加算されない路線だったのだ>与那国→石垣。しかし、この先こんなチケットもらう事もそうそうないので結局申請せずウチにチケットが置いてある。
ちなみにこの空港、自販機がおかしいです。これはねーだろ!普通?すごいよ与那国。
あと、外のポスト。これの回収時間。本当に分単位で来るんだろうな?突っ込みどころ満載>与那国空港
当然のように歩いて飛行機に。タラップを登って搭乗。taxi wayは無いので自力で走ってrunway endに行きターンをかまして離陸。
さて、石垣に到着し食事に。5月に1度来てうそ臭い牛肉を食べた記憶しかない&平日昼という恵まれた条件なので、いっちょ無理して炭火焼肉金城に行く。1500円のコースを取ったがなかなかよかった。
ぎりぎりまであやぱにモールや公設市場を見学して、タクシーに乗って空港に戻り石垣−名古屋というロングフライト。俺の祭は終ったよ。
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