2005/9/29 Go! Go! 鳩間島
鳩間島は最近「瑠璃の島」というドラマの舞台となった島である。離島めぐりをする者としては一度は訪問したい島だったのだが、いかんせん交通の便が悪すぎる。
定期便では八重山観光フェリー「かりゆし」と安栄観光の「ぱいかじ」という客貨船が1便/日就航しているのだが、今回の旅程だと
9/29 石垣発 9:30 -> 鳩間島着 11:55
9/30 鳩間島発 14:50 -> 石垣着 17:00
と高速船で1時間で着く西表島の隣であるにもかかわらず、日帰り不可かつダイヤによってはほぼ1.5日を必要とする。石垣17:00着では2日を鳩間島に使う事になり、あまりにパフォーマンスが悪い。
それでも行こうと思ったが、台風19号の接近により10/1の帰宅があやしくなって来た為、9/30の昼に石垣に戻り、場合によっては帰宅便を早くするつもりでいた、がまともに行っては不可能である。
そこでいったん鳩間島に行くのは諦めたのだが、安栄観光でいろいろ聞いた結果、石垣<->西表間の高速船が鳩間島に寄るケースがある事がわかった。これは今年新設された安栄観光の観光コースが鳩間島に寄るためで、基本ダイヤは石垣島10:00発で鳩間島16:40発で往復できるようになっている。ただし、ツアーが成立しない事もあるので、当日電話で確認して欲しいとの事。またこのツアー自体がこれを書いている時点で10/31までのツアーなので冬季はダメかもしれない。
これに乗れれば石垣<->鳩間は50分ほどで到着。日帰りが可能となり下記の通りの旅程となった。
9/29 石垣発 10:00 -> 鳩間島着 10:50
9/29 鳩間島発 16:30 -> 石垣着 17:20
石垣発 10:00のあんえい3号で15人ほどのお客が鳩間島で下船。瑠璃の島で出てくる(らしい)学校は高速船から見えるし、美容室は高速船乗り場から灯台に向かって歩けばすぐである。
そこから港周りの集落を一通り回って、周回道路を逆周りに歩く。結論から書くと鳩間島でシュノーケルに適しているのはインリーフ内であることを前提にすると屋良浜だけであった。他はあまり適していない。アウトリーフが一番近いのは島仲浜であった。
屋良浜は大変きれいで砂浜の両端辺りから50mほど沖に行くと、珊瑚がそこそこに残っていて、そこに魚がついている。再度にたどり着いたこともありとても感動的であった。左右の水中写真はそこで撮ったもの。個人的には愛用していたデジカメが水没した記念の場所でもある。
島は周囲3.9km。成人男子だとほぼ40分で歩ける距離を、歩きとシュノーケルを交えて走破。何も無い事が楽しめるなら行く意味はあるだろう。港の周辺には自販機や売店?はある。が、遊び道具は何も無いのでその準備は必要だろう。
また、ヤシガニ料理を食べさせてくれる事が売りの民宿「島ヌヤぽっぽ」は新しいせいか一番きれいであった。
西表発16:30の便で石垣に戻る。こじんまりとしたこれぞ離島!という感じの島であった。
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